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アレルギーと毛染め

これまでに何度かヘアカラーでのアレルギーやアナフィラキシーショックについて触れてきましたが、ここではもう少し詳しく説明していきましょう。これまでなんの問題もなくヘアカラーをしてきていても、ある日突然、アレルギー体質になってしまうこともありますので注意が必要です。ですから、パッチテストはとても大切なことなのです。

アレルギーって?

アレルギー反応アレルギーは、体の中に入った異物に対して体を守ろうとする免疫システムがあります。免疫システムが働くと、体に抗体ができます。この抗体が、あとから体にはいってきた同じ異物を攻撃するようになります。このとき、アレルギーの症状が出るのです。

ヘアカラーをしてもアレルギー反応なんて出ないから、毎回パッチテストなんてやってられない。そう考えている人も多いでしょうし、そこまで気にも留めていない人もいるでしょう。ですが、ヘアカラーでのアレルギーはそれまで何も起きなかったのに、数年後、突然アレルギーを起こすようになることもあります。ですから、毎回のパッチテストが必要なのです。ヘアカラー剤には、こうしたアレルギーの起因となる成分が含まれています。

だからこそ、毎回パッチテストを行うように、箱にも説明書にも記載されているのです。ヘアカラーをしている以上、いつかアレルギー症状を出す可能性が潜んでいるということを頭に入れておかなければいけません。

ヘアカラーでのアレルギー

ヘアカラーでのアレルギーの症状は、皮膚がかぶれてしまったり、ひどくなると呼吸困難を起こし、脈拍数が上がり、悪寒なども起こします。ひどい場合には、全身性のアナフィラキシーショックを起こし、命にかかわることもあります。

大人の場合は、何度もヘアカラーを繰り返し、数年たってアレルギーの症状を起こす場合がありますが、子供の場合、いきなり鼻が詰まったり喉が腫れたり、ときには呼吸困難を起こすこともあります。ヘアカラーをしながら子供をあやしたりするのは、誤って触ったり舐めたりしてしまう可能性もありますので、子供のいる部屋や環境でのヘアカラーは絶対にやめましょう。舐めてしまうと、場合によっては命にかかわりますので、そのような状況に絶対にならないような配慮が必要です。

子供へのヘアカラー

子供へのヘアカラー小さな子供を茶髪や金髪にしている親を見ますが、アレルギーのことを考えると、絶対にやってはいけないことだということがお分かりでしょう。自分が自宅でヘアカラーやブリーチをして、薬剤が余ったから子供にもやってあげた。これが子供にヘアカラーをする理屈のようですが、屁理屈でしかありません。子供を危険に晒してまでしなければいけないことでしょうか。その危険性すら分かっていないからするのでしょうが、小さな子供にヘアカラーは必要ありません。親の自己満足でしかないということを自覚しましょう。

もちろん、薬剤が余ったからと言って、ペットの犬などを染めることも絶対にやってはいけないことです。

アナフィラキシーショック

ヘアカラーでのアナフィラキシーショックは、PPD(パラフェニレンジアミン)によって引き起こされます。これはブラックヘナなどに配合されていて、死亡例も報告されています。ヘアカラーの場合、このPPDとよく似た化学構造を持っている成分が配合されていて、アナフィラキシーショックを起こす可能性が十分にあります。

アナフィラキシーショックを起こすと、蕁麻疹などの皮膚症状の他に、呼吸困難やめまいを起こし、意識障害を伴うこともあり、血液循環に異常を起こすと血圧の低下が起こりますが、これらが急激に起こるとショック症状を起こし、命にかかわることになります。

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