高校生が夏休みに明るい色にヘアカラーしようとして、ドラッグストアなどで購入してきたもので、いきなりヘアカラーやブリーチし始める人がほとんどだと思います。ヘアカラーやブリーチがどんなものなのか、ヘアカラーする前にはどんなことをしなければいけないのか、きちんと頭に入れておかなければ、うまくカラーが発色しなかったり、肌にトラブルを起こしかねません。

カラーリングする前には、必ずパッチテストを行わなければいけません。でも、実際に行っている人は限りなく少ないでしょう。前回大丈夫だからと言って、今回も大丈夫だという保障はどこにもありません。
ヘアカラーの主成分に入っている染料が原因となり、人によってはかぶれを起こしてしまう場合があります。ですから、ヘアカラーを使う前に必ずアレルギー試験であるパッチテストを行わなくてはいけません。
初めてのヘアカラーでかぶれを起こす人もいますが、これまで何の問題もなくヘアカラーをしている人が、ある日突然アレルギー反応を起こすこともあります。ヘアカラーをして数時間で症状が現れることもありますが、ほとんどの場合は24時間以上に強い症状が現れます。1度ヘアカラーでアレルギー症状を起こした人は、次回からも必ずアレルギー症状がでますので、ヘアカラーではなく、ヘアマニキュアなどにした方がいいでしょう。
使おうとしているヘアカラーの1剤と2剤を少量混ぜ合わせてテスト用の薬剤を作ります。
綿棒などを使って、この薬剤を腕の内側に10円硬貨大に薄く塗り、自然乾燥させます。
48時間、触れずに放置します。48時間以内に塗った部分に赤みや発疹、痒みや水泡などの異常が出た場合、すぐに洗い落として皮膚科で診察を受け、ヘアカラーは行わないようにしましょう。異常がなければヘアカラーをしてもいいでしょう。
ヘアカラーをするときは、薬剤を塗ってから放置しておく時間が決められています。ただ、それは一般的な時間であって、自分の髪質に合わせて放置時間が前後しますので、カラーリングする前に把握しておかなければいけません。
髪が柔らかくて細い人や、元々の地毛が明るい人、パーマがかかりやすい人だと、ヘアカラーで染まりやすい髪だと言えます。反対に、髪が太くてかたい人、地毛が黒い人、パーマがかかりにくい人は染まりにくいので、放置時間を若干長めにするなどしなければいけません。
ヘアカラーの色を選ぶのも難しいものですね。仕上がりが思ったような色にならないことも多々あります。普通の髪質だと、メーカーが見本で示しているカラーに近い仕上がりに染まりますが、髪の質によってはイメージ通りにはいかない場合もあります。
白髪を染める場合、柔らかくて細く、乾燥しがちな髪質の場合、白髪の部分も染まりやすく、黒髪の部分は黄色系の色が出やすいので、黄味系でヘアカラーをすると、白髪と黒髪がよく馴染んできれいに染まります。赤味系だと染まりあがりはいいのですが、色持ちが悪くなります。
反対に硬くて太く、脂っぽい髪質の場合は、白髪の部分が染まりにくく、黒髪の部分は赤味系やオレンジ系の発色がよくなります。黄味系だと、白髪が浮いて見えるので、赤味系のヘアカラーを使うといいでしょう。
柔らかくて細い髪質では、ヘアカラーの発色もよく、アッシュ系や黄味系の色も出やすく、綺麗に染め上がります。赤味系は色持ちが悪い傾向にあります。
硬くて太い毛質では、染まりにくく、カラーも暗く発色する傾向があります。発色としては、赤味系やオレンジ系の方がきれいにカラーが出ます。
温度によってヘアカラーはその効果が異なります。基準としては、20〜30度の室温で染めることを想定して放置時間が決められていますので、ヘアカラーをする前に、部屋の温度を確認する必要があります。室温が高いと薬剤の反応も早くなりますので、染まりやすくなり、低いと染まりにくくなります。



